シロッコ「人をより良く導くためには居住区を分離していく必要がある!」

【概要】

  1. アパルトヘイト政策は最低の政策と認識されている。
  2. でももし、格差なき隔離だったらどうなるのかな?
  3. それでも隔離は絶対にしては行けないのか否か。

 

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【参考】

「文化が違うから分ければよい」のか――アパルトヘイトと差異の承認の政治   亀井伸孝   文化人類学、アフリカ地域研究   SYNODOS -シノドス-

「文化が違うから分ければよい」のか――アパルトヘイトと差異の承認の政治
亀井伸孝 / 文化人類学、アフリカ地域研究

アパルトヘイト アパルトヘイト とは - コトバンク

コトバンク アパルトヘイト apartheid

 

【内容】

アパルトヘイト政策とは何だ?

ガンダムトライエイジ/BUILD MS 【ビルドMS】B1-048/パプテマス/シロッコC

シロッコ「これはこうだ!分かったか?まったく未熟者どもめ!」

ガンダムウォーネグザ バスク・オム(レア) 《カード》

バスク「何だと?我々はこのやり方でやってきたからこれが最高に決まってる!」

【 ガンダム デュエルカンパニー 03 】 R6 パプテマス・シロッコ ティターンズ 《 GUNDAM DUEL COMPANY 》 GN-DC03 PL 002

シロッコ「やはり人はより良く導かれねばならない。 指導する絶対者が必要だ」

↑こんな感じで生まれたのがアパルトヘイトです。

 

南アフリカ共和国で 1991年6月まで続いた白人と有色人種とを差別する人種隔離制度・政策。「分離」を意味するアフリカーンス語。17世紀半ばにオランダ人が入植して以降,南アフリカでは白人による人種差別制度・政策が徐々に定着していったが,1948年に政権を握った国民党はオランダ系白人(ボーア人)を基盤に,より徹底した人種隔離(差別)制度をつくり上げた。

南アフリカ共和国の全人口の16%を占める白人が、残り84%の非白人を人種に基づいて差別した政策で、アフリカーンス語で「隔離」の意味。アフリカ人に対しては分離発展政策による「地域的分離」にまで達していた。アパルトヘイトは政治、経済、社会の全分野にわたり、すべて法律化され、以下のように大別できる。(1)非白人の参政権のはく奪に関する法。少数白人支配の基礎となっているが、1984年の人種別三院制議会の発足により、カラードとインド人には参政権が与えられた。(2)白人の入植・定着に必要な土地関係法。アフリカ人は全国土の13%の土地に分離された。(3)白人地域でのアフリカ人の移動・居住を制限する法。(4)職場で白人を保護する労働関係法。(5)差別の根幹の1つを成す人種別教育に関する法。(6)以上の法の施行に対する非白人の反対運動を取り締まる治安関係法。しかし86年までに、南ア政府は(3)(4)を廃止、91年には(2)(5)も廃止、(6)の見直しを行った。残された(1)は93年12月の暫定憲法発効により解消、94年4月に全人種の参加した制憲議会選挙が実施された。

↑内容はこの通り、社会の規律において白人と黒人を差別化した。

のみならず、住む場所もお互いに分離していた。

誰がどう見ても人種によるSMプレイです。

 

もちろんこの政策は後に、史上最ッ低の政策として非難を浴びた。

そしてデクラーク氏とマンデラ氏らにより、1991年に撤廃に成功する。

その功績をもって、93年に彼らはノーベル平和賞を共同受賞した。

 

でもこのアパルトヘイト政策を文化相対という視点で見ると、最も効率良いやり方に思える。

そういう可能性をしっかり考えないとまだ同じ失敗を繰り返すかもしれない。

お互いの文化をガチで尊重するためには分離すべきか否か!

森永製菓 機動戦士ガンダム ウェファーチョコ ディアナ・ソレル&ハリー・オード

ディアナ「お互いの文化を尊重し合う、地球市民になるのが理想だと思うのです」

森永製菓 機動戦士ガンダム ウェファーチョコ ロラン・セアック

ロラン「その通りです!お互いの言語や主義、宗教を普遍的なものとして認め合うべきなんです!」

森永製菓 機動戦士ガンダム ウェファーチョコ キエル・ハイム

キエル「じゃあ、異なる場所でそれぞれの自由を追求すれば良いのね!!」

↑こうした考え方から住居の分離という発想になったんだと思う。

 

第二の誤謬は、文化を異にする人びとの分離を提唱していることである。

仮に、の話であるが、曽野氏が第一の誤謬である肌の色に関する箇所を撤回したと想定してみよう。そして、改めて、生活様式や言語などの「文化の側面に限って注目し」、「異なるから分けておくことが望ましい」と提唱したらどうであろうか。このような言説は、ひそやかに多くの人びとの共感を呼んでしまう可能性をもっている。

実際、曽野氏はコラムの中でも、居住のしかた、水道の使い方、日本における移民労働者の言語など、多くは生活様式や言語の面に関心を寄せて事例を示している。肌の色のくだりは人種主義に他ならないが、実は、この人物の最大の関心は、人種そのものではなく文化の側面にある。それを強調した上で、分離せよと述べている。

このことは、コラムの後に追加して公表された本人の発言からも、裏付けることができる。朝日新聞へのコメントでは、「「チャイナ・タウン」や「リトル・東京」の存在はいいものでしょう」と述べているし(『朝日新聞』2015年2月17日)、荻上チキ氏によるインタビューにおいては、くさやのひものなどの食べ物にまつわる便利さのほか、ジェントルマンたちのチェスのクラブ、女性たちのファッション、さらには、芸術、学問などの営みを例に挙げながら、差別ではなく区別の必要性を強調している(「荻上チキ・Session-22」2015年2月17日)。つまり、この人物の関心は、たえず「肌の色」ではなく、「文化」の側面へと向かっている。

これは、一見、リベラルでものわかりのよさそうな言説に見える。自分の文化を守るとともに、表向きは他者を否定せず、自他の違いを認めた上で、別の場所でそれぞれ自由に生きていくことにしましょう、と。文化相対主義をまじめに受け入れ、相互のあり方を尊重しているようにも見える。これは、「同じ言語、同じ生活様式を共有する人たちの中で、心地よく暮らしたい」という人びとの素朴な感情にも訴える魅力をもち、多くの賛同を得る可能性がある。

↑今世界では、「文化は抑圧するのではなく、尊重すべき!」という考えが流行ってる。

そしてもしお互いに考えが合わない場合には、暴力でなく話し合いで解決しようって感じ。

 

韓国「審判買収しようとも!勝てばよかろうなのだァ!(ニダァ!!)」

イタリア「『ブッ殺す』と 心の中で思ったならッ!その時 スデに行動は終わっているんだッ!」

韓国「ニダニダニダニダニダニダニダニダニダァァァァッ!!」

『ジョジョの奇妙な冒険』で英語を学ぶッ!

↑だから韓国が昔、2002年ワールドカップで最低の行為をしても戦争にならなかった。

スポーツだからという意味でなく、暴力的な行為はあらゆる面で抑止される。

日本も何かあると『遺憾の意』という言葉を使って対話に持ち込むじゃん?

 

文化の違う人が入り混じる移民国とかはどうやって折り合いを付けるか本当に大変だと思う。

イスラム国が先日騒いだように、宗教的な問題や伝統的な習慣は手の付けられない聖域に近い。

 

そこで、「じゃあお互いに住む場所を隔離し合えば問題なくね?」って考えがある。

アパルトヘイトは社会的な規律も全て差別化したから格差が目に見えて明らかになっていった。

 

ではもし、文化によって人数に見合った地域へ規律による差別なく、それぞれが居住したらどうかな?

タブーを除いて考えると、これに好感を持つ人ってけっこういると思う。

 

だって、思考の基軸が合った人がまとまるんだから文化的対立は少なくなるじゃん?

そもそも文化を超えて普遍的なコモンセンスを作るとか夢物語に近いし、実現しても少ないと思う。

だったら絶対を求めるより、相対を求めた方が遥かに効率的だし、分かりやすい。

 

こういう考えもあるっちゃある。

でも、果たしてそれが「共生社会か?」と聞かれると詰まる。

それに、視点が伝統ばかりで現在に向いてないから、「現在は何なの?」となる。

 

文化をお互いに尊重し合うことは難しい問題だと思う。

移民問題とかで揺れる日本は文化相対についても考えていくべきかもしれないね。

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIGから見るアパルトヘイト政策

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国民「日本に帰化することすらしない難民のために増税を強いられた」

招慰難民「じゃあ独立したい!」

国民「安価な労働者に権利は渡せない!!」

 

↑西暦2032年、日本は安価な労働力として難民を受け入れた。

でも彼らは決して帰化することなく民族のアイデンティティを保ち続ける。

その数は実に300万人に上る。

 

日本は難民居住区という隔離した場所でのみ難民を生活させた。

だが、労働力過剰となった今、難民は税金喰いで邪魔になってきた。

 

難民は日本に反抗して、クゼというカリスマを筆頭に『独立』を宣言する。

だが国民は「難民ごときに!」と考え、「それはダメだ」と言う。

 

そこで難民は核を入手して宣戦布告に至る!

これを機に事態はクゼの思想を巡って急転していく。

 

公安9課は組織の立場と実情を考え優秀なスタンドアローンになれるのか!?

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この記事はネタバレが主旨じゃないので詳しく言えないけどこんな感じです。

でもこのように攻殻機動隊2nd GIGはアパルトヘイトと思考の部分で似てるとこが多々あるんだ。

 

日本「労働力欲しいなぁ」

日本「そうだ!なら難民を受け入れて安価で働かせればいいじゃん!」

 

↑まあクズかどうかは別として、非常に分かりやすいよね。

難民措置法を成立させて、難民を安く働かせれば多少は貢献してくれるもんな。

アパルトヘイトも白人と有色人種で分けて、有色人種を酷使するように仕向けた。

 

難民「仕事欲しいです!お願いします!仕事ください!!」

難民「身体は売るが、心は売りません!ギブアンドテイクです!」

 

↑おっと…?『難民』という立場でこれは良いのか?

でも難民は好きで難民になったわけじゃあない!

同じく有色人種の立場で考えると、白人に勝手にされたんだからこれは当然のこと。

 

国民「労働力余ってんぞ!もう難民に税金使うなよ!」

日本「でも難民のおかげで今日までやって来れて…」

国民「難民だろ?難民!もう邪魔なんだよ!」

 

↑これで全てがぶっ壊れる。

使い捨ての機械として難民を見てしまったことが原因かな。

白人も自分が上だと想ってるからこの思考に近いと思う。

 

難民「じゃあ独立して1人でやってくからよろしく!」

日本「待て!そこは日本の領土だ!」

難民「退職祝いでしょ?」

 

↑難民も退職祝いとばかりに領土を頂くこの発想。

日本は恩知らずだが難民も恩知らずだ。

でも白人は恩知らずだが有色人種は…?

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イヌはダメだけど、お互い恩知らずには見えてくるね

 

移民でも難民でも良いけど、一度受け入れたら『看取る覚悟』は必要です。

そして文化相対を元に隔離した場合、こうした事態も充分あり得ると思う。

 

じゃあ結局、お互いの文化を尊重して共存するのは可能なのかな?

世界がどんな結論を出していくのか楽しみですね。

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